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院長インタビュー
外科医から美容医療へ
「治療」から「予防」、
そして「今を良く生きる」
ことをサポート

院長の経歴を教えてください

私はもともと消化器外科・一般外科を専門としており、大学病院で悪性腫瘍(がん)の患者様の治療を担当していました。食道がん、胃がん、大腸がん、乳がんなど、様々ながんの患者様と向き合う中で、とてもやりがいを感じていました。
しかし、外科医として手術を成功させても、「もっと前からできることがあったのではないか?」という思いが次第に強くなりました。悪性腫瘍の中には予防できるものもあります。例えば、喫煙や飲酒、食生活の変化による腸内環境の悪化など、生活習慣が大きく関わっているからです。そこで「治療」よりも「予防」、そして「今を良く生きる」ことをサポートしたいと考えるようになりました。

なぜ美容医療の道を選んだのですか?

「今を良く生きる」ためには、”健康な時から健康を高める”ことが大切です。そして健康には身体的な面だけでなく、精神的な面も含まれます。美容のお悩みを解決することで、コンプレックスが解消され、メンタルも向上する。これも、よく生きるためには重要だと気づきました。
ただし、美容外科で表面だけを変えるのではなく、「体内から綺麗にしながら、表面からもアプローチして、心も整える」という総合的なアプローチを目指しています。これが当院の特徴でもあります。

クリニック名に込めた思いは?

「ささゆり」は泉佐野市の市の花です。地域に根ざしたクリニックとして、皆様の良きサポーターになりたいという思いから、「ささゆりヘルスクリニック」と名づけました。
クリニック名を考える際、「ヘルス」という言葉を選んだのは、当院のコンセプトが「健康あってこそのビューティ」だからです。真の美しさは健康な身体と心があってこそ実現できると考えています。体の中から健康であることをベースにお肌も綺麗にして、コンプレックスを解消することでメンタルも向上させる。このような考えから、当院では「カスタマイズ治療」という総合的なアプローチを大切にしています。
「カスタマイズ治療」と
「肌育治療」で
お一人おひとりに
最適なアプローチを

カスタマイズ治療について詳しく教えてください

カスタマイズ治療とは、患者様お一人おひとりの肌の状態に合わせて、最適な治療を組み合わせる治療法です。カスタマイズ治療研究会では、3つのポイントが定義されています。
1つ目は、肌診断機を使った再現性のある正確な診断。2つ目は、お肌の表面だけでなく全層にアプローチすること。3つ目は、デバイス治療(IPLやピコレーザーなど)・内服・外用薬など、使えるものすべてを必要に応じて組み合わせることです。
どの施術をするにも、まずお肌を“畑のように耕して”良い状態にしてから行うことが重要です。これにより、より高い効果と安全性を実現できます。

カスタマイズ治療の中でも「肌育治療」が重要とうかがいましたが?

はい。肌育治療はカスタマイズ治療の重要な一部です。レーザーや光治療が細胞を刺激して活性化させる治療だとすれば、肌育治療は細胞に栄養を与えて内側から整える治療です。
ジャルプロやスネコスなどのECM製剤を注射で直接お肌に入れることで、真皮レベルで環境を整えます。これにより表皮の新陳代謝も改善され、しみやしわ、ハリの改善が期待できます。
こうした肌育治療により、その後のデバイス治療の効果が出やすくなり、副作用のリスクが低減します。製剤によっては、しわ・たるみの改善や赤み、ニキビ跡にも効果があるものもあります。

どのような施術を行っていますか?

カスタマイズ治療をベースに、IPL(フォトフェイシャルM22)やピコレーザー(エンライトンSR)によるしみ治療、ボトックスやヒアルロン酸によるしわ・たるみ治療、HIFU(リフテラV)によるリフトアップなど、幅広い施術を行っています。
患者様のお悩みで最も多いのはしみ、次にニキビ、そしてたるみです。30代後半以降の方が多くいらっしゃいます。
重要なのは、いきなりレーザーなどを当てるのではなく、必要に応じて肌育治療で肌の状態を整えてから施術を行うことです。肌育治療を最初に行うことで治療効果を高めたり、スキンケアと内服だけでは改善が難しい場合の補助的な治療として導入したりします。また、施術の合間に鎮静目的でイオン導入や超音波導入を取り入れることもあり、これらを組み合わせることでより安全で効果的な治療が可能になります。
外科医としての技術と
経験も活かし
体の内側からもサポートする
総合的なケア

外科的な背景は活かされていますか?

スレッドリフトなどの外科的な処置において、以前の外科医としての経験が活かされています。
顔は腹部などと違って複雑で繊細ですし、見えるところを触るプレッシャーもあります。しかし、メスや針を扱う手技の基礎があるため、安全性を保ちながら対応できます。もちろん、常に勉強を続け、各種学会や勉強会で知識と技術の向上に努めています。
また、施術が怖いという方には笑気麻酔もご用意しており、安心して治療を受けていただけます。

患者様との接し方で心がけていることは?

患者様は「あそこが良くない、ここが良くない」と、気になるポイントをたくさんお話しになります。私はまず、患者様が今まで頑張ってこられたことや良い部分に注目するようにしています。
美容クリニックにお越しいただくのは勇気のいることですから、「よく来てくださいました」「大切な一歩を踏み出していただいたのですね」とお声がけしています。
患者様のご予算や目標とする期間(結婚式など大切なイベントに間に合わせたい等)をおうかがいして、それに合わせてできることから始めていただく。継続できることしかおすすめしませんし、やりっぱなしにはしません。

食事についてもアドバイスされるのですか?

はい。いくら施術をしても、食事が悪ければ肌は良くなりません。これは、現在の日本の食事環境に課題があることと関係していると考えています。添加物の多いコンビニ食品や栄養の偏りが、肌トラブルやメンタルの不調を引き起こすことがあります。
施術をしながら、栄養の重要性もお伝えして、外側からの治療だけでなく、取り入れるものを変えることで、肌も心も大きく変わるということをお話ししています。
「健康あってこその
ビューティ」
初めての方も安心して
お越しいただけるクリニック
を目指して

あらためて、ささゆりヘルスクリニックの美容医療のコンセプトは?

当院のコンセプトは「健康あってこそのビューティ」です。真の美しさは、健康な身体と心があってこそ実現できると考えています。
単に見た目を変えるのではなく、体の中から健康であることをベースに肌も綺麗にしていく。そしてコンプレックスを解消することで、メンタルも向上していく。この好循環を作り出すことが重要だと思っています。
そのために、外側からのアプローチだけでなく、食事や生活習慣のアドバイス、内服治療なども含めた総合的なケアを心がけています。患者様がより健康で美しく、そして自信を持って過ごしていただけるよう、全力でサポートさせていただきます。

初めて来院される方へメッセージをお願いします

美容は”一生もの”ですから、継続してこそ効果があります。当院では様々な年代・ご予算の患者様に対応しており、初めて美容医療を受けられる方にも丁寧にご説明いたします。
ご予算や目標を事前にお伝えいただければ、それに合わせてご提案いたします。情報提供は医療者の義務で、決してセールストークではありませんのでご安心ください。
初めての美容医療に不安を感じていらっしゃる方も多いかと思いますが、当院では、患者様一人ひとりのペースを大切にしながら進めてまいります。また、ご来院いただくこと自体が大きな一歩だと考えておりますので、そのお気持ちに寄り添いながら、安心してお受けいただけるよう努めております。
ご期待に応えられるよう、丁寧なご説明と誠実な対応を心がけておりますので、まずはどうぞお気軽にご相談ください。